仕事への自信をつけるために新人看護師は、まずこれを実践しよう!

看護師として働き始めたばかりの新人は、仕事に対して自信がなくても不思議ではありません。しかし、新人だから自信がなくても仕方ないと諦めていたのでは、いつまでたっても自信をアップすることは難しいでしょう。スキルも経験値も少ない新人看護師が仕事に対する自信をつけるためには、具体的に何をするのが最短なのでしょうか?

新人看護師の自信アップに大きく貢献してくれるのは、ずばり「経験値」です。毎日の職務を通してたくさんの経験をし、それを蓄積することによって、誰でも自信がつきます。新人の頃にはなかなか患者への直接的な看護ケアに携われる機会が少ないものですが、雑用のように思える仕事でも、実際には看護師としてはとても重要で大切な職務があるものです。一つ一つの仕事に対して目的や意味を明確に理解すれば、これまでとは違った見方ができるようになるでしょう。それに、目標を達成したという充実感や達成感を感じられるようになることで、自信アップにもつながります。

例えば採血や点滴においては、ルートの確保を行わなければいけません。新人看護師にとっては、難易度が高いと感じる人は多いですし、苦手意識を持つ人もたくさんいる作業ではないでしょうか。しかし練習や実践を積み重ねることで経験値を高めれば、どの血管なら成功しそうか判別するスキルが身につきます。

部屋持ちの業務を遂行する際には、看護ケアという部分では大きく貢献できなくても、患者一人ひとりのスケジュールを把握して先輩看護師をサポートすることは、新人にもできます。そして、先輩看護師の対応方法を見ながら、自分なりにも見立てや見通しを立てるのです。頭の中でシミュレーションすることが、自信につながります。